最近よく目にする言葉に、「糖質オフ」「糖質カット」「低糖質」がありますよね。
テレビでもよく報じられていますし、スーパーでもコンビニでも競って販売され、メーカーは商品開発にしのぎを削っているように感じます。
このサイトでも再三再四取り上げてきていますが、それだけ世の風潮が“糖”に向けられているということになると思います。
この流れは食品だけにとどまらず、外食業界にまでその波は押し寄せてきています。
という事で、糖質オフの広がりに、異論、反論、オブジェクション・・・いってみましょう!
外食業界にも「糖質オフ」の動き
外食チェーン業界のなかにも「糖質オフ」の動きが顕著になってきているんですが、その前に・・・
ローソンが糖質オフで販売している代表的な「ブランパン」ですが、そもそも、小麦粉に比べて糖質が少なく食物繊維などの栄養成分を多く含んだブランを使っているパンですが、2019年秋の時点でシリーズ累計2億3,000万食を超える大ヒット商品になっているんだそうですよ。それだけ糖質を気にしている人が多いという事になるんでしょうね。
ちなみに私も購入して食べているんですが・・・“安い!”“味もそこそこ良い!”
特に私のおススメは「ブランの食パン」です。4枚入りで税込み価格、130円です。
安い!!!
というところで、外食業界にも「糖質オフ」の動きに移りますが、
外食業界牛丼チェーン大手の吉野家では、2019年の5月よりトレーニングジムのライザップの監修を受け、「ライザップ牛サラダ」の販売を開始しています。
もう食べてみたことがある方も多いと思うんですが、糖質量の多い白ごはんの代わりにブロッコリー、キャベツ、豆など、ヘルシーな食材を使い糖質量を下げる工夫をされているんですが、すでに発売わずか2ヵ月強で100万食を売り上げているそうですよ。
カレーと言えば「ココイチ」でお馴染みカレーハウスCoCo壱番屋でも、刻んだカリフワラーをごはんの代わりにするなどの工夫で、「低糖質カレー」として、カロリー糖質ダウンにつなげたメニューを揃え、ダイエッターの強い味方になっています。
ではここで、異論、反論、オブジェクション?はオーバーかもしれませんが・・・こんな記事が、
しかし、人間の体で最も重要な器官の1つである脳は糖質をエネルギー源としています。仕事中や、勉強中にふと甘いものが欲しくなるといった経験は誰にでも一度はあるでしょう。これは、脳を使えば使うほど、糖質を必要とするためです。仕事や勉強、あるいは日常生活を送るだけでも、人間は脳を使っています。にもかかわらず、極端に糖質を制限すれば低血糖状態に陥り、ボーっとする、眠くなる、イライラするなど、さまざまな悪影響を及すのは当然のことです。
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糖質制限にデメリットはあるのか?
一つのことが評価され始めると、決まって起こってくるのが・・・異論、反論、オブジェクションです。否定する人がいれば肯定を繰り返し叫ぶ人も出てくるもんです。
このサイトでは糖質制限を肯定しているサイトですが、もちろんデメリットも存在するであろうことは承知しているつもりです。・・・こんな記事が、
また、糖質制限をしている人は、「糖質さえ摂らなければいい」と拡大解釈し、ここぞとばかりに肉や魚などのたんぱく質をたくさん食べて満腹感を得ようとしがち。たんぱく質は筋肉や臓器などを構成するのに重要な栄養素ですが、摂取エネルギーが同じ場合、糖質を減らすと脂質の比率が増える傾向にあります。過剰な脂質は恐ろしい動脈硬化などを引き起こす原因になるもの。
糖質制限のデメリットのなかには、米などの炭水化物を摂らないと便秘の原因にもなるとのことです。
便秘は、たかが便秘、されど便秘で、人間に限らず生き物すべてに弊害をもたらす大きな要因になる症状です。
糖質制限には弊害もあるとされていることは素直に肝に命じておきましょう。
しかし、だからと言って・・・ヤッパリ、糖質の摂りすぎはNGです。
糖質は人の活動を維持するために必要な栄養素ではありますが、お米、麺、パン類など好き放題に食べればカロリー過多になります。もちろんケーキやお菓子などの甘いものもです。。。
ではどうすればいいんでしょう???
糖質を上手にコントロールすればいいんです!!!
もし糖質制限を行うなら、まずは健康であることが大前提。さらに制限中も、1日の摂取エネルギーの40%(通常は50?65%)程度は炭水化物から摂り、たんぱく質も十分摂るようにします。また、野菜類はエネルギーの割りにかさがあって満腹感を得やすいうえ、ビタミン・ミネラルも摂取できるので、積極的に食べたいもの。冒頭に挙げたような糖質制限メニューも、上手に活用するといいでしょう。結局は「バランスよく、ほどほどに食べる」ことに尽きるのです。
糖質制限にチャレンジしても多くの人がなかなか継続できないのは、精神的にも肉体的にもたいへんなストレスを伴うからです。まずは1週間程度続け、いったん元の食生活に戻す。その後、体調や体重の減り具合をみながらさらに1週間程度行う……といった具合に期間を区切って行うと、体と心の負担を軽減することができます。糖質とも上手につき合いながら、自分に合った方法を模索していきましょう。(提供:JPRIME)
引用記事;JPRIME
まとめ
そもそも糖質制限は、本来は糖尿病患者さんの食事として開発されてきたものなんですが、それが、極端な肥満の治療のためにも利用されるようになったことで、体重をコントロールしやすくなること自体は確かなようですよ。
「痩せたい」と願うダイエッターにとっては取り組んでみる価値はあると思いますよ。
ただし、正しいやりかたを知った上でないと逆効果になるのかも・・・しれません。

Joenomias / Pixabay