最近アメリカにおいては未だかつてない「たんぱく質」ブームと話題になっているそうです。
アメリカのスーパーやコンビニで市販されている食品は、健康食品だけに限らずスイーツに至るまでに於いてさえ「たんぱく質含有量」が表記されているそうです。
ほゞ、日本国中に店舗を構えるあのスターバックスで「プロテインボックス」が販売され(日本は未発売)、デルタ航空の機内食では、「プロテインパック」が用意されるほどの過熱ぶりといいます。
では、たんぱく質を摂取するとどのような効果があるのでしょうか?
また、たんぱく質を効率的に摂取するためには何を食べたら良いのでしょうか?
その疑問を検証していきます。
たんぱく質が良いのは何が良いの?
タンパクと脂肪から人間の体の大部分は作られています。
中でも、私たちの体にとって、タンパクが1番重要な食料材料です。
たんぱく質は我々の筋肉、骨、皮膚、
それらの他にも色々な部分の組織を構築しています。
そういった背景から、たんぱく質を摂り入れることで、
健康的な身体を作ることができるというわけです。

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身体に欠かせない物質、たんぱく質と糖の関係は?
先にも書いたように、私たちの体にとってタンパクが1番重要な食材で、タンパクと脂肪から人間の体の大部分は作られているという事なんですが、
肉を食べることで効率よくタンパクを摂取することができるという事です。
肉を食べると、タンパクと同様に大切な、脂肪の摂取も同時にできるという事です。
かたや、糖は、このサイトでも再三にわたり取り上げてきているんですが、
たんぱく質量が少ない食品には、糖質が多く含まれています。
そんな食品を食べすぎていると、糖質を摂りすぎてしまう事になり、
肥満や心疾患、糖尿病などの危険のリスクを負うことに繋がるんです。

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タンパク質は、私たちの体にとって1番重要な食材で、体の大部分は作られていますが、
糖は、人間の体を作る材料でもなければ、補強材料でもないんですね。
糖を摂りすぎている人と、低糖生活をしている人とでは、
心疾患(心筋梗塞や狭心症)のリスクが30%もの違いが生じているという、
女性を対象にした研究データがあるそうですよ。
低糖質生活のススメがこのサイトのテーマなんですが、
この結果からも糖質制限おススメします。
たんぱく質の1日の望ましい摂取量は?
しかし、高齢者はタンパク質の吸収率の低下や筋肉合成能が低下するため、筋肉量を維持するためには、より多くのたんぱく量の摂取が推奨されています。
サルコぺニア診療ガイドライン 2017では、高齢者は体重1kgあたり1.0g以上のたんぱく質摂取が推奨されています。
https://dime.jp/genre/628758/
タンパク質の摂りすぎは危険なの???
体重60kgの人の場合、1日50g以上たんぱく質を摂取する必要があるという事ですが、たんぱく質の摂取は摂りすぎが危険というより、量も重要だが「質」が大事という事です。
つまり、推奨されているタンパク質の摂取量を摂ればよいという事だけでなく、
「どういった食物から摂取したのか」ということが大事のようです。
どういったものが良いのか例を挙げてみると、
豆類などの植物性たんぱく質や、魚あるいは非精製肉、鶏肉などに含まれているたんぱく質が良いとされているようです。

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悪いタンパク質を摂ると起こる体の影響とは?
肉類でも、精製肉(ソーセージ、ハム、ベーコンなどに含まれているたんぱく質)は推奨されません。
これらの精製肉を多く摂取した人は体重が増加し、肥満になりやすいという研究結果もあるようです。
さらに、多く摂取している人と、摂取していない人と比較した時、
糖尿病発症リスクが12~32%も上昇したという結果も。。。
逆に、植物性たんぱく質を含む食品や非精製肉を多く摂取した人は、
糖尿病発症リスクが16-35%も低下したという結果が。。。
豆類などの植物性たんぱく質や、魚あるいは非精製肉、
鶏肉などに含まれている、良質なたんぱく質を心掛けて摂りたいものですね。

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管理人 kazuki