糖尿病予防のための食事は、糖質制限食が一番です!
糖尿病は、一度発症してしまったら、治ることは無いと告げられる恐ろしい病気だと言えます。そんな 糖尿病のための治療にあたっては、完治とは違って、それ以上症状を悪化させないことを目指した治療が施されるのです。
糖尿病治療は運動と食事制限が主ですが、中でも食事は糖質制限食が中心になります。
今流行りの、低糖質ブームはもともとは糖尿病の食事から起こったものです。糖質を抑える食事を摂ることで血糖値上昇を抑え、それが健康及びダイエットに効果があることが証明されることで巷に広まったのが現状です。
ここでは、糖尿病予防のための食事は糖質制限オンリーであることを検証していきます。
スポンサーリンク
糖尿病予防のための食事は糖質制限オンリーがベスト!
成人の6人に1人が糖尿病である可能性があると言われています。どえらい事態だと言えると思います。 一度発症してしまったら、治ることがない糖尿病、であるがゆえに、糖尿病に結び付く目の前の、予備軍の時点で、食事療法や運動療法をスタートすることが重要です。
が、ところが、糖尿病は、気を付けていないと見逃してしまいがちです。
それは、 発症しても、自覚症状がないためです。 ですから、すでに症状が進行して合併症が起きてから事態に気付く人がいるのも事実です。 そこには「自分は大丈夫」と、認めたくない弱い自分がいることもいざめ無いのですが・・・
最近ではメタボ健診もあるので早期に発見できるチャンスが高まっているので、僅かでも気がかりな点があるようなら、今すぐ食事療法を始めることをお勧めします。
糖尿病ボーダーと言われている方々がいます。
これは、正常でもない、異常でもない、その中間のボーダーラインにある人たちのことで、ここでおススメしている糖質制限食を実践するなら、糖尿病ボーダーの状態なら、通院して医師の指導を受けながら食事療法をしなくても大丈夫です。
もちろん、医師の指導を受けるに越したことはないのですが、糖尿病予防に役立つ食事のコツを知って、実践するだけでも効果があります。
糖尿病予防に役立つ食事のコツ・・・これこそ糖質制限食であると言えると思います。
では具体的に糖尿予防に役立つ食事を紹介して行きましょう。
炭水化物ばかりの食事を避ける
いつも言われることですが、ごはんや粉ものに代表される食事、例えば、うどんといなり、ラーメンとチャーハンなど、炭水化物ばかりのメニューだと、血糖値が上がりやすくなります。
食物繊維を摂る
食物繊維は、血糖値をコントロールするはたらきがあります。その食物繊維を多く含む食材に、野菜、きのこ類、海藻類、がありますが、これらには食物繊維が豊富に含まれています。
これらの食材をメニューに入れることで、自然と炭水化物の割合が減り、糖尿病予防に役立ちます。

monika1607 / Pixabay
1日3食きちんと食べる
よく朝は食べない(実は私もなんです。若い時から)、無理なダイエットのため一日1食、などと言った食事をされている方がいます。
が、食事を抜くのはいけません。3食キチンと食べることで、血糖値が上下に乱れにくくなるんです。糖尿病は血糖値との闘いなんですよね・・・
炭水化物、たんぱく質、脂質のバランスをとる
バランスを考えて食事すると血糖値の上昇がゆるやかになります。
ここでのおススメは、炭水化物抜きで、たんぱく質、脂質摂取を薦めています。詳しくはこちらを。
パンなら低糖質ふすまパン
ふだん、パンを食べるときには、白パンを食べている人が多いと思います。
白パンは高GI値食品であり、血糖値の急激な上昇を促してしまうため絶対に避けたい食べ物です。
パンを白パンではなく、小麦ふすま粉を使った「ふすまパン」がおススメです。大豆パンなども低糖質パンでおススメですよ。
ちなみに最近では、ローソンのブランパンがコスパ共に人気ですよ!
糖質量カットしたごはんを食べる
ふだん、日本人は白米を食べているんですが、白米は、高GI値食品です。
茶碗一杯約150gの白米の糖質量は52gもあります。角砂糖14個分に相当します。
そこで、玄米や麦飯、雑穀枚にチェンジもいいんですが、これらも炭水化物に外なりません。
そこでおススメは、こんにゃく米です。場合によっては糖質量50%もカットしてくれますよ。詳しいことはこちらを!
お酢を摂取
お酢は、血糖値のコントロールに役立つと言われています。どんどん酢を使った料理をメニューに取り入れていきましょう。
まとめ
ふだんの食事を糖尿病を防ぐための低糖食に替えることにより健康的になります。毎日の積み重ねが、十年後、二十年後のあなたを助けます。
たんぱく質・脂質中心の食事に気を配ることで糖質摂取を防ぎながらお腹いっぱい食事を楽しんで下さい。
そして、いつまでも元気でいるためにも、普段の食事を「食事療法」として、気を付けて考えると良いですね。

Free-Photos / Pixabay